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年金受給額が4,500万に!|社会保険制度活用術

年金受給額4,500万?|日本の保険制度活用

「保険に入りすぎ?」と、思った事ありませんか?

実は、万が一のとき年金として「4,500万円以上」もらえることもあるんです。

国の保険を知ってムダを防ぎましょう!

家計に関するご相談を受けていると

「保険料が高い」
「保険に入りすぎている気がする」

というご相談は本当によく受けます。

今回は、多くの人が実はしっかりと保険料を払っているのに
証券もなく内容も知らないことが多い「国の保険」について再確認をしていただきたいと思います。

保険の役割とは

「貯金は三角・保険は四角」

という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

まとまった金額が必要になると考えたとき
その金額を貯蓄で用意しようと
少しずつ積み立てながら時間とともに
その数字に向かっていくことがほとんどです。

それに対して、保険は契約が成立した時点で
条件が合致すれば初めに契約した金額を
受け取ることができます。

例えば、万が一の場合に備えて1,000万円を用意したい場合
年間に100万円貯めても10年かかります。

その間に万が一のことが起きた場合は
積み立てた分だけしかありません。

それに対して保険の場合は、仮に保険料を
まだ1,000円しか払っていないとしても
支払い条件に該当すれば
1,000万円を受け取ることができます。

「いつ起こるかわからないけれど
 起こったら損失をカバーするのが
 難しいものをみんなで補い合おう」

というのが保険の目的です。

社会保険制度

たとえ、民間の保険は一つも入っていなくても「国の保険」があります。

日本は国民皆保険といわれ、20歳になったら
全員が加入する義務がある保険があります。

それが広い意味での「社会保険」です。

細かい加入条件や免除滞納などはさておき
自営業者やフリーランスなら国民年金
サラリーマンなら厚生年金
サラリーマンの扶養に入っている妻なら
国民年金などに加入しています。

年金制度というと、60代になってからもらう
「老齢年金」のことをイメージすることが多いですが
「遺族年金」「障害年金」も私たちが支払っている
保険料の中にしっかりと含まれているのです。

そのため、万が一のことがあった場合には
国から支給される「遺族年金」があります。

民間の生命保険に一つも入っていないとしても
この部分からもらえる金額がありますので
それを度外視して民間の保険を設計すると
無駄が生じやすくなってしまいます。

年金制度の活用

例えば、こんな家族がいたとします。
(受給できる条件などは満たしていると仮定します)

  • 夫35歳(厚生年金120か月 ここまでの実績に応じた厚生年金22万円)
  • 妻30歳(専業主婦。85歳まで生きると仮定)
  • 子5歳

遺族基礎年金

約100万円×13年=1,300万円
基礎年金部分(国民年金の部分)から
遺族基礎年金として年間約100万円を
子供が18歳になるまでもらえます。

中高齢寡婦加算

約60万円×22年=1,320万円
40歳に達した時点で子供がいた場合
自分自身の年金が受け取れる65歳まで
中高齢寡婦加算が支給されます。

遺族厚生年金

約41万円×55年=2,255万円
この金額は夫の厚生年金の額が基準になりますが
短期要件(※300ヶ月未満は300ヶ月とみなす)が
適用されるとこの程度の支給額になります。

こうしてみると

4,875万円が公的な保険から支給されることがわかります。

考えている以上に多いと感じるのではないでしょうか?

トータルの金額を見るとなかなかの金額だと思います。

しかし、このケースの場合
今すぐに万が一になったとき支給されるのは
遺族基礎年金から約100万円
遺族厚生年金から41万円

トータルで141万円/年。

ということは、ひと月にすると約12万円

こうなるとどうでしょうか?

妻が専業主婦で取り崩せる貯金がない場合
は心もとないですね。

仮に、住宅ローンの支払いがなくなったとしても
やはり、それだけで暮らすのは難しいはずです。

やはり、こうなると国の保障だけではなく
自助努力も必要になりますね。

最後に一言

ここで考えてほしいのが
「我が家だったらいくら足りない?」
ということなのです。

まずは、自分の暮らしの大きさをおおまかに把握する。

そして、ねんきん定期便などを利用し
公的な保障がどれくらい受けられるのかを知っておく。

そうすれば、過剰になりすぎることなく
安心して民間の保険を利用することが
できるかもしれませんね。

ただ、個人事業主には遺族厚生年金はありません。

この金額だけでも大きいです。

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